みんな営業や管理職を毛嫌いする
営業苦手・コンサル転職・管理職なりたての人に向けて
私は新卒で通信関係の会社に入社し、その後総合コンサルファームにしてかれこれ13年になる。
13年間基本「営業」を軸に活動してきた。(これからは中小企業の役員と個人コンサルの二足の草鞋)
「営業」はビジネスの総合力を問われる職種だと思い、コンサルタントになってからもそのスタンスは変えていない。
しかし
最近は、『「営業」って嫌だ。』『「営業」したくないからコンサルに入ったんです。』という声をよく聞く。
加えて、『管理職ってお得ですか?』『ずっとスタッフ・担当者が良い。』という声も同時に聞くようになった。
経済的にも政治的にも衰退していく未来が見える日本。それを支えて、変革すべき私を含む次世代が受け身・現状維持志向でよいのか?という疑問が常にあり、サラリーマンという枠を飛び出るこのタイミングで一人でも多くの「本物の事業人・コンサルタント」が育つように自身の学んできたこと、想いを形にしたいと思い本記事を始めることにした。
総合力を問われる営業・コンサル
正直、営業という言葉を聞くと、 自宅訪問・企業に頭を下げる・電話する という嫌なイメージが湧くのは致し方ない。そのような場面も必要だからだ。
ただ、その場面はほんの一部でしかなく、
市場や顧客事情を踏まえた企画・競合に負けないための調査/分析・顧客のニーズ引き出しや説明のための対話/プレゼン・エンジニアや経理/法務などと会話するための基礎的な知識などなど
これらがないと、実際には本物の「営業」はできない。
また、仮に上記が完璧にできたとしても、アポイントメントに遅刻してくる・見た目が不衛生・よく休むだとすると当然ながら話すら聞いてもらえない。
さらに、大抵のサービスについて、実はサービスの機能に差分があまり無いことも少なくない。
その際、顧客はどんな観点でサービス選定をするだろうか?
言葉だけ見ると薄いかもしれないが、少なからず「人間力」はあるだろう。
お酒の場での対話、趣味の話、レスポンスのスピードなど「人間力」は細かいところに現れ、伝わり、徐々に評価されていく。
こういった観点から、本記事では、いかに「営業」を成功させるかのビジネス力は当然、対話や見た目(清潔感)なども幅広く扱っていきたいと思う。さらに、本記事では、なかなか難しく扱いにくい「行政向けの営業」について力点を置いて扱っていきたい。
(コンサルも上記のように「管理職」ノウハウを中心に苦労話も交えて記事にする。)
改めて、自己紹介
この人は、偉そうに何者なのだ?と思われたかもしれない。
私の経歴は以下の通り。
まだまだひよっこではあるが、
・事業会社からコンサルに転職する/しようとする人
・管理職になりたての人
・営業が苦手な人
・営業を強化するために助成金含めて情報が欲しい人
に何か学びが届くとうれしい。
- 大手通信会社
- 地方営業、海外法人での営業、公共部門の営業を経験
- 公共部門では社長賞も取得
- 総合コンサルファーム
- 地方創生、スマートシティ、スポーツ/観光街づくりなどの分野について官民双方をクライアントにして活動
- 未経験でもあり、コンサルタント職の最下級で入社するが7年で上級管理職へ登用
- 平均すると1年で10件以上は提案へ関与